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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業
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事例番号 | 000000000508 |
発生日時 |
発生年 | 2009年 |
発生月 | 8月 |
発生曜日 | 木曜日 |
発生時間帯 | 16:00〜17:59 |
事例の概要 |
実施の有無 | 実施あり |
治療の程度 | 不明 |
事例の概要 | 調剤 |
患者に関する情報 |
患者の数 | 1人 |
患者の年齢 | 30歳代 |
患者の性別 | 女 |
医療関係者に関する情報 |
発見者 | 当事者本人 |
当事者 | 薬剤師 3人
事務員 1人
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調剤に関する項目 |
発生場面 | 内服薬調剤 |
事例の内容 | 規格・剤形間違い |
処方された医薬品
厚労省コード | 3327002M1303
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販売名 | トランサミンカプセル250mg
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製造販売業者名 | 第一三共
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間違えた医薬品
厚労省コード | 3327002F1142
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販売名 | トランサミン錠250mg
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製造販売業者名 | 第一三共
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発生要因に関する項目 |
発生要因 | 確認を怠った
知識が不足していた
医薬品
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事例の内容 |
1.トランサミンカプセル250mgをトランサミン錠250mgに間違えた。
2.投薬者が、投薬後の薬歴作成時に誤調剤に気付き、電話連絡後交換をした。
3.服用前のため健康被害は無し。
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背景・要因 |
1.処方せん登録者が、トランサミンカプセル250mgのところトランサミン錠250mgで誤登録した。
2.調剤者は、登録された調剤支援用のシートで調剤したため誤登録されたトランサミン錠をピッキングした。
3.鑑査者は、処方せん鑑査(処方せんと支援シートの照合)において消し込みをしながら鑑査をしたにもかかわらず誤登録に気付かなかった。
4.鑑査者は、調剤鑑査(処方せんと調剤薬の照合)においてやはり消し込みをしながら鑑査をしたにもかかわらず誤調剤に気付かなかった。
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改善策 |
1.処方せん登録は、頭3文字で検索をしている。「トラン」と入力すると1行目に錠剤、2〜4行目に他薬、5行目にカプセルが表示される。よって、錠剤とカプセルが上下に並列で表示されるように改善した。
2.同一名称の剤形違いのため、登録薬品名を『【錠250mg:トランサミン】と【カプセル250mg:トランサミン】』と剤形を頭に持ってきた。
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