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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000003061
発生日時
発生年2010年
発生月4月
発生曜日月曜日
発生時間帯10:00〜11:59
事例の概要
実施の有無実施あり
治療の程度不明
事例の概要調剤
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢70歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者患者本人
当事者薬剤師 1人
事務員 2人
調剤に関する項目
発生場面交付
事例の内容説明間違い
関連医薬品

厚労省コード2329021F2044
販売名レバミピドOD錠100mg「明治」
製造販売業者名明治製菓
発生要因に関する項目
発生要因患者への説明が不十分であった(怠った)
知識が不足していた
事例の内容
前回の調剤において、患者に確認した後、ムコスタ錠100mgを後発医薬品のレバミピドOD錠100mg「明治」へ変更した。今回来局した際に、患者から「苦くて服用しにくい」との報告を受けた。
背景・要因
レバミピド自体に苦味があることは添付文書に掲載されていたが、確認不足だった。OD錠であり口腔内で溶解しやすいため、苦味がひどく感じられたと考えられる。
改善策
成分自体の味や溶解のしやすさなどの確認を怠らないようにし、製薬会社から事前に情報を収集する。あらかじめ患者へ情報を伝える。