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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000008991
発生日時
発生年2009年
発生月9月
発生曜日土曜日
発生時間帯14:00〜15:59
事例の概要
実施の有無実施あり
治療の程度不明
事例の概要調剤
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢20歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者当事者本人
当事者薬剤師 3人
事務員 3人
調剤に関する項目
発生場面内服薬調剤
事例の内容処方せん監査間違い
関連医薬品

厚労省コード1139004C2061
販売名デパケン細粒40%
製造販売業者名協和発酵キリン
発生要因に関する項目
発生要因確認を怠った
知識が不足していた
技術・手技が未熟だった
通常とは異なる心理的条件下にあった
コンピュータシステム
医薬品
施設・設備
教育・訓練
事例の内容
デパケン細粒40%を調剤する際、処方せんの力価計算の間違いを処方せん鑑査時に気づかず、そのまま調剤した。薬歴へ記載中に気づいた。
背景・要因
散薬鑑査システムで一日量の上限の登録はしていたが、一回量で調剤していたために警告が出なかった。レセプト用コンピュータの常用量がオーバーしている表示がされていたが気付かなかった。薬剤を調剤することに気を取られた。
改善策
散薬鑑査システムに一回量の上限の登録を行う。力価計算を含めた処方せん鑑査を徹底する。レセプト用コンピュータで用量オーバーの際は声かけを徹底する。