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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000009778
発生日時
発生年2010年
発生月8月
発生曜日月曜日
発生時間帯10:00〜11:59
事例の概要
実施の有無実施あり
治療の程度軽微な治療
事例の概要調剤
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢70歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者患者本人
当事者薬剤師 1人
調剤に関する項目
発生場面交付
事例の内容説明間違い
関連医薬品

厚労省コード2646713N1123
販売名デルモベートクリーム0.05%
製造販売業者名GSK

厚労省コード2634710M1077
販売名ゲンタシン軟膏0.1%
製造販売業者名シェリング・プラウ

厚労省コード2655710M1034
販売名アスタット軟膏1%
製造販売業者名マルホ

厚労省コード2642703M1036
販売名ベナパスタ軟膏4%
製造販売業者名田辺三菱
発生要因に関する項目
発生要因患者への説明が不十分であった(怠った)
知識が不足していた
医薬品
事例の内容
水虫を治療中の患者が来局した。老人性皮膚掻痒症で4種類を混ぜた薬が処方された。容器につめて「体用」と書いて調剤した。後日、当該薬を水虫にも塗って悪化させたため、再び来局した。
背景・要因
水虫用の薬と老人性皮膚掻痒症の薬はどちらも混ぜているため、見た目が似ており、かつどちらも痒いところに効果のある塗り薬だった。
改善策
見た目が似ていても、薬の中身が違うことを説明する。腹が痛い時に頭痛の薬を飲まないのと同様に、外用剤も症状によって処方される薬が異なることを理解してもらう。