事例詳細表示

公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000009810
発生日時
発生年2010年
発生月8月
発生曜日火曜日
発生時間帯10:00〜11:59
事例の概要
実施の有無実施なし
治療の程度
事例の概要疑義照会
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢70歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者同職種者
当事者薬剤師 1人
疑義照会に関する項目
仮に変更前の処方の通りに服用した場合の影響患者に健康被害があったと推測される。
疑義があると判断した理由上記以外で判断
変更内容薬剤変更
処方された医薬品

厚労省コード2649729S2169
販売名モーラステープ20mg
製造販売業者名久光
変更になった医薬品

厚労省コード2649729S1154
販売名モーラスパップ30mg
製造販売業者名久光
発生要因に関する項目
発生要因その他 患者本人が処方医に情報を伝えていなかった
事例の内容
モーラステープ20mgが処方されていた。前回処方はモーラスパップ30mgであったため、変更意図を患者に質問したところ「前と同じ貼り薬を頼んだ。自分は肌が弱いので、モーラステープ20mgはかぶれるのか。」と回答があった。疑義照会をしたところ、前回の通り、モーラスパップ30mgに変更になった。
背景・要因
久し振りの来局であった。前々月、前月までの2回はモーラスパップ30mgが処方されていたため、処方医に今回のモーラステープ20mgへの処方変更の意図を疑義照会したところ、カルテでは前月からモーラステープ20mgが処方されていたと回答があったが、変更の意図は不明であった。薬局ではモーラスパップ30mgを調剤していた。肌の弱い患者であることを処方医へ伝えた。
改善策