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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業
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事例番号 | 000000010321 |
発生日時 |
発生年 | 2010年 |
発生月 | 9月 |
発生曜日 | 火曜日 |
発生時間帯 | 10:00〜11:59 |
事例の概要 |
実施の有無 | 実施なし |
治療の程度 | |
事例の概要 | 調剤 |
患者に関する情報 |
患者の数 | 1人 |
患者の年齢 | 50歳代 |
患者の性別 | 男 |
医療関係者に関する情報 |
発見者 | 同職種者 |
当事者 | 薬剤師 1人
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調剤に関する項目 |
発生場面 | 内服薬調剤 |
事例の内容 | 規格・剤形間違い |
処方された医薬品
厚労省コード | 2456001F1019
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販売名 | プレロン錠5mg
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製造販売業者名 | 大洋
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間違えた医薬品
厚労省コード | 2456001F3011
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販売名 | プレロン錠2.5mg
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製造販売業者名 | 大洋
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発生要因に関する項目 |
発生要因 | 確認を怠った
教育・訓練
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事例の内容 |
処方せんにはプレドニン錠5mg0.5錠と記載されていた。ジェネリック医薬品を希望する患者であったため、プレロン錠5mg0.5錠で調剤しなければいけないところ、プレロン錠2.5mg0.5錠で調剤してしまった。鑑査の際、別の薬剤師がシート包装の外殻で間違いに気付いた。
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背景・要因 |
処方せんには10種類の処方薬があり、ジェネリック医薬品へ変更可能なものはすべて変更して欲しいとの希望があった。そのうち7つの医薬品が変更可能であったため、先発医薬品からジェネリック医薬品へ変更することに手間取ってしまった。その際、プレドニン錠5mg0.5錠は2.5mgであると考えてしまい、プレロン錠2.5mgを調剤してしまった。先発医薬品からジェネリック医薬品へ変更する際は頭の中で変換しなければならず、さらに規格変更も可能となったため、規格(mg数)を変更することもあった。これらは通常ではきちんと出来ていても、繁忙な時に心理的、身体的要因などが重なってしまうとそのことがミスの原因となることもあった。
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改善策 |
当薬局では一包化調剤や分包した場合は、かならずシートの外殻などを残しておき、鑑査時に使用していた。今回はこの鑑査で気付くことが出来たため、このことは今後も継続する。
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