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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000011885
発生日時
発生年2010年
発生月10月
発生曜日火曜日
発生時間帯14:00〜15:59
事例の概要
実施の有無実施なし
治療の程度
事例の概要疑義照会
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢50歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者当事者本人
当事者薬剤師 1人
事務員 1人
疑義照会に関する項目
仮に変更前の処方の通りに服用した場合の影響患者に健康被害が生じなかったが、医師の意図した薬効が得られなかったと推測される。
疑義があると判断した理由当該処方せんのみで判断
変更内容その他 規格の記載忘れ
処方された医薬品

厚労省コード
販売名アデホスコーワ腸溶錠
製造販売業者名興和
変更になった医薬品

厚労省コード3992001F1084
販売名アデホスコーワ腸溶錠20
製造販売業者名興和
発生要因に関する項目
発生要因その他 医師の処方薬規格記載忘れ
事例の内容
脳外科からの処方箋に「アデホスコーワ腸溶錠、3錠/分3毎食後、28日分」と記載されていた。アデホスコーワ腸溶錠にはアデホスコーワ腸溶錠20とアデホスコーワ腸溶錠60の規格が存在するため、調剤出来なかった。そこで疑義照会を行ったところ、「アデホスコーワ腸溶錠20、3錠/分3毎食後、28日分」と回答があり調剤した。
背景・要因
医師が処方薬の規格を記載し忘れた。
改善策
処方鑑査を徹底し、記載忘れがなくなるように医師に疑義照会する。