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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000012273
発生日時
発生年2010年
発生月10月
発生曜日金曜日
発生時間帯16:00〜17:59
事例の概要
実施の有無実施なし
治療の程度
事例の概要疑義照会
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢60歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者患者本人
当事者薬剤師 1人
疑義照会に関する項目
仮に変更前の処方の通りに服用した場合の影響患者に健康被害が生じなかったが、医師の意図した薬効が得られなかったと推測される。
疑義があると判断した理由上記以外で判断
変更内容薬剤変更
処方された医薬品

厚労省コード2649719S1240
販売名インテナースパップ70mg
製造販売業者名東光
変更になった医薬品

厚労省コード2649843S1039
販売名MS温シップ「タイホウ」
製造販売業者名岡山大鵬
発生要因に関する項目
発生要因その他 医師の処方ミス
事例の内容
整形外科に受診した患者が処方箋を持って来局した。処方箋には「インテナースパップ70mg40枚、腰」で処方されていた。患者インタビュー中に湿布を見せて説明をしている時、患者から「この湿布は温かくないのか。先生は温かい湿布を出すと言っていた。」と申し出があった。処方薬の書き間違いの可能性が疑われたため、疑義照会を行った。処方医から「MS温シップ「タイホウ」40枚、腰」でお願いしますとの回答があり、薬剤変更になった。
背景・要因
医師の処方薬の記載ミスであった。
改善策
患者の話をよく聞く。処方箋の内容と矛盾が生じた場合は必ず医師に疑義照会する。