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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000013446
発生日時
発生年2010年
発生月11月
発生曜日火曜日
発生時間帯12:00〜13:59
事例の概要
実施の有無実施なし
治療の程度
事例の概要疑義照会
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢0歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者当事者本人
当事者薬剤師 1人
事務員 1人
疑義照会に関する項目
仮に変更前の処方の通りに服用した場合の影響患者に健康被害が生じなかったが、医師の意図した薬効が得られなかったと推測される。
疑義があると判断した理由当該処方せんのみで判断
変更内容薬剤変更
処方された医薬品

厚労省コード2316012A1132
販売名ビオフェルミン配合散
製造販売業者名ビオフェルミン
変更になった医薬品

厚労省コード2316004B1036
販売名ビオフェルミンR散
製造販売業者名ビオフェルミン
発生要因に関する項目
発生要因その他 医師が処方薬の適応を把握していなかった
事例の内容
耳鼻科に受診した小児患者に「パセトシン細粒10%、240mg/分3毎食後 4日分、ビオフェルミン配合散、0.6g/分3 毎食後、4日分」が処方された。パセトシン細粒10%はぺニシリン系抗生物質であるため、ビオフェルミンR散が適応であった。そのため医師に疑義照会したところ、「パセトシン細粒10%、240mg/分3毎食後、4日分、ビオフェルミンR散、0.6g/分3毎食後、4日分」に変更になった。
背景・要因
医師が処方薬の適応を把握していなかった。
改善策
処方鑑査を徹底し、医薬品の適正使用に努める。