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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業
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事例番号 | 000000013481 |
発生日時 |
発生年 | 2010年 |
発生月 | 12月 |
発生曜日 | 水曜日 |
発生時間帯 | 12:00〜13:59 |
事例の概要 |
実施の有無 | 実施あり |
治療の程度 | 不明 |
事例の概要 | 調剤 |
患者に関する情報 |
患者の数 | 1人 |
患者の年齢 | 70歳代 |
患者の性別 | 男 |
医療関係者に関する情報 |
発見者 | その他 医療機関の事務員 |
当事者 | 薬剤師 2人
事務員 1人
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調剤に関する項目 |
発生場面 | 内服薬調剤 |
事例の内容 | 処方せん監査間違い |
関連医薬品
厚労省コード | 1129009F1025
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販売名 | マイスリー錠5mg
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製造販売業者名 | アステラス
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発生要因に関する項目 |
発生要因 | 確認を怠った
判断を誤った
勤務状況が繁忙だった
通常とは異なる心理的条件下にあった
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事例の内容 |
年末年始のため、投与日数が28日分から35日分になっていた。睡眠導入剤であるマイスリー錠5mgは投与日数に上限がある薬であったが、調剤者、鑑査者、入力者は確認時に気づかず、35日分を渡してしまった。
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背景・要因 |
他の患者も多く来局していた時間帯であったため、早く調剤、投薬しないといけないと考えてしまった。患者から不足分の薬や用法変更をしてほしいとの要望があったため、処方医に確認する内容があった。当該処方箋は一包化調剤であったため、処方日数の上限に対する認識が至らず、確認不足、知識不足も重なったために発生してしまった。
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改善策 |
各スタッフが認識の甘さと確認不足を再度反省し、自覚を持って仕事をする。誰かが見つけてくれるだろうという意識を改善する。複数の時は各スタッフが責任を持ち、現在行なっている作業を最後まで行った後に次のスタッフに渡す、別のスタッフは手を出さずに任せるなど、調剤の流れを再度話し合う。
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