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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000013721
発生日時
発生年2010年
発生月12月
発生曜日木曜日
発生時間帯10:00〜11:59
事例の概要
実施の有無実施あり
治療の程度治療なし
事例の概要調剤
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢80歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者家族・付き添い
当事者薬剤師 2人
調剤に関する項目
発生場面内服薬調剤
事例の内容薬剤取違え
処方された医薬品

厚労省コード3399007H1021
販売名バイアスピリン錠100mg
製造販売業者名バイエル
間違えた医薬品

厚労省コード3399100F1116
販売名バファリン配合錠A81
製造販売業者名ライオン
発生要因に関する項目
発生要因確認を怠った
勤務状況が繁忙だった
事例の内容
バイアスピリン錠100mg/分1朝食後、1錠、28日分の処方のところ、バファリン配合錠A81/分1朝食後、1錠、28日分で調剤し渡してしまった。薬剤師は間違いに全く気がつかず、翌日の内服前に間違いに気付いた患者が薬局へ薬を持参したため、間違いが発覚した。
背景・要因
煩雑であったため、薬剤師は思い込みをしてしまった。当薬局では「アスピリン」の薬はほとんどの場合、バファリン配合錠A81を調剤しているため、処方薬はバイアスピリン錠100mgであったが、ピッキングがバファリン配合錠A81であったことに違和感をいだかなかった。
改善策
思い込みをせず、再確認を行う。患者と薬の確認をした後、薬を薬袋へ入れるようにする。