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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000020040
発生日時
発生年2011年
発生月9月
発生曜日月曜日
発生時間帯10:00〜11:59
事例の概要
実施の有無実施あり
治療の程度不明
事例の概要調剤
患者に関する情報
患者の数複数 5人
医療関係者に関する情報
発見者当事者本人
当事者薬剤師 2人
調剤に関する項目
発生場面内服薬調剤
事例の内容規格・剤形間違い
処方された医薬品

厚労省コード1129009F2021
販売名マイスリー錠10mg
製造販売業者名アステラス
間違えた医薬品

厚労省コード1129009F1025
販売名マイスリー錠5mg
製造販売業者名アステラス
発生要因に関する項目
発生要因確認を怠った
医薬品
施設・設備
ルールの不備
事例の内容
マイスリー錠5mg、マイスリー錠10mgの実在庫とシステム上の在庫を確認したところ、マイスリー錠5mgが30錠少なく、マイスリー錠10mgが30錠多いことが判明した。前回、在庫確認日以降にマイスリー錠5mg、マイスリー錠10mgが処方された患者の中でマイスリー錠10mgの患者に間違えてマイスリー錠5mgを渡した可能性があることが判明した。該当する患者全てに確認を行ったところ、いつももらっているマイスリー錠10mgであるとの回答だった。服用後の患者もいたため確かな確認は出来なかった。不眠を訴える等の体調変化はいずれも見られなかった。マイスリー錠5mgをもらったと回答された患者が1人いたが、後日、マイスリー錠10mgを確かにもらったと回答された。
背景・要因
マイスリー錠5mg、マイスリー錠10mgは向精神薬のため引き出し(鍵付)で管理している。
改善策
規格違いの薬は配置をずらして保管する。注意喚起の札を付ける。服薬指導時に患者と一緒に確認することを徹底する。