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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000030601
発生日時
発生年2012年
発生月11月
発生曜日金曜日
発生時間帯12:00〜13:59
事例の概要
実施の有無実施あり
治療の程度不明
事例の概要調剤
患者に関する情報
患者の数複数 男性 70歳代
男性 50歳代
女性 60歳代
医療関係者に関する情報
発見者同職種者
当事者薬剤師 3人
調剤に関する項目
発生場面内服薬調剤
事例の内容その他 異物混入
関連医薬品

厚労省コード2329122D1414
販売名マーズレンS配合顆粒
製造販売業者名寿

厚労省コード1139004C2061
販売名デパケン細粒40%
製造販売業者名協和発酵キリン

厚労省コード1179042F2026
販売名セロクエル100mg錠
製造販売業者名アステラス
発生要因に関する項目
発生要因確認を怠った
勤務状況が繁忙だった
施設・設備
ルールの不備
事例の内容
分包機のマスを洗ったが、その後きちんと乾いていなかった 今までそのようなことは一度もなかったため、そのまま確認せずに装着し、粉の分包を3名行った 最初のかたは後からみるとそのマスの分が少なかった 次のかたは少しその薬が混じり、湿っていた
3番目のマーズレンの方はマーズレンに白い粉が混じっていた どれも監査時に気付かず そのままお渡し 片づけのときにマスに粉が大量に残っていることに気づき すべての患者へ連絡 誰も服用しておらず 回収 作り直し お渡し
背景・要因
まさか水が残っていると考えなかったこと 
一人ずつの粉まきを終了あとちゃんと掃除していなかった
改善策
洗った後の装着はちゃんと水気はがとれているか確認 最初にカマをまききちんと分包されるか確認
一人一人終わった後の掃除すること
監査時 重さがあっているから良いというわけでなく量 混入もきちんとみる