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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000032373
発生日時
発生年2013年
発生月5月
発生曜日火曜日
発生時間帯10:00〜11:59
事例の概要
実施の有無実施あり
治療の程度軽微な治療
事例の概要調剤
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢80歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者当事者本人
当事者薬剤師 1人
調剤に関する項目
発生場面外用薬調剤
事例の内容その他 説明不足
関連医薬品

厚労省コード1319819Q1020
販売名コソプト配合点眼液
製造販売業者名MSD
発生要因に関する項目
発生要因患者への説明が不十分であった(怠った)
事例の内容
緑内障治療中の患者で、眼圧上昇でエイゾプト点眼からコソプト点眼へ変更。用法は1日2回のまま。併用はトラバタンズ点眼とニフラン点眼。使用開始して顔が腫れて、目が開けれないと眼科再受診。コソプト点眼中止で、アイファガン点眼へ変更。アイファガン用法確認時に、1日2回の点眼を5分あけて続けて行っていること判明。コソプト点眼による顔の腫れ・目開けれない症状は、連続した使用の影響も考えられる。
コソプト点眼使用は1回のみで、発生後4日過ぎて現在は腫れ・目違和感なし。
背景・要因
本人は点眼は5分あけることへの意識が強く、1日2回も5分あければ大丈夫と思っていた。薬剤師も点眼時間の確認をしていなかった。朝夕ですよと説明していたが、患者は複数点眼薬があり理解できていなかった。
改善策
薬袋へ点眼時間を記入することにした。患者への点眼使用時間の確認を徹底する。