事例詳細表示

公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号000000036597
発生日時
発生年2014年
発生月3月
発生曜日火曜日
発生時間帯16:00〜17:59
事例の概要
実施の有無実施あり
治療の程度治療なし
事例の概要調剤
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢0歳代
患者の性別
医療関係者に関する情報
発見者他職種者
当事者薬剤師 1人
調剤に関する項目
発生場面内服薬調剤
事例の内容処方せん監査間違い
関連医薬品

厚労省コード2223001B1210
販売名メジコン散10%
製造販売業者名塩野義

厚労省コード2259004R2024
販売名メプチンドライシロップ0.005%
製造販売業者名大塚製薬
発生要因に関する項目
発生要因確認を怠った
勤務状況が繁忙だった
通常とは異なる身体的条件下にあった
通常とは異なる心理的条件下にあった
事例の内容
今回の処方がメジコン散10% 0.6g。処方翌日に見直しをしていた事務員が、以前の処方でメジコン散10% の処方量が0.2gで、メプチンドライシロップ0.005% の処方量が0.6gであることを発見し疑問に思い薬剤師に報告。医院に照会したところ
メプチンドライシロップ0.005%を処方して欲しいと回答あり。患者宅に連絡し事情報告。2回分服用したが、体調の悪化は見られず。
背景・要因
繁忙時で確認を十分に行っていなかったため、普段の処方量より多かった所を見逃してしまった。当時、粉薬が続き、常勤薬剤師も少なく、忙しさに拍車を掛けていた。処方量にきちんと気付いていれば処方時に疑義照会ができ、医師の目的とした薬を渡すことができた。
改善策
確認前に一呼吸置いて慎重に行う。