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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号100000249541報告年月2022/03
発生日時
発生曜日火曜日
発生時間帯12:00〜13:59
事例の区分
事例の区分調剤に関するヒヤリ・ハット事例
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢80歳代
患者の性別女性
来局状況1平素から利用
来局状況2当薬局のみ利用
医療関係者に関する情報
当事者情報

当事者職種薬剤師(交付者)
当事者職種経験年数3年

当事者職種薬剤師(交付者)
当事者職種経験年数3年
発見者当事者以外(当該薬局の薬剤師)
事例の内容に関する項目
発見場面交付後に発見した(患者への影響(影響なし))
事例の内容薬剤の調製前(レセコンの入力間違い)
関連事項一般名処方
処方された医薬品

厚労省コード1179052M1022
販売名サインバルタカプセル20mg
製造販売業者名塩野義
間違えた医薬品

厚労省コード2499011M1108
販売名デュタステリドカプセル0.5mgAV「武田テバ」
製造販売業者名武田テバファーマ
発生要因判断誤り
知識不足
医薬品の名称類似
繁忙であった
教育訓練のなされ方
事例の詳細
いつもA病院からのお薬を一包化にされていて家族が代理でいらっしゃる方でB病院からの一包化の薬をはじめてお持ちになった時、一般名処方でデュロキセチンと書かれてあったところデュタステリドで入力。デュタステリドは一包化に入れれないためヒートのままでお渡し。その後他の薬剤師が、デュタステリドは女性には使われない薬のため処方箋を確認したところデュロキセチンであることが発覚。患者さん家族にすぐにお電話し、お持ちいただけるとのことだったのでそのままお持ちいただき、デュタステリドを回収し、サインバルタは一包化に入れてお渡し。1時間以内の対応だったため健康被害はなかった。
背景・要因
ジェネリック医薬品や、一般名医薬品での処方では入力も間違えやすいためピッキングの時は処方箋をよく確かめてそろえること
薬局における改善策
入力されたものを漠然とだすのではなくどういう疾患でどのような治療で服用されているのかよく考えて一包化する