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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号100000361854報告年月2023/02
発生日時
発生曜日金曜日
発生時間帯14:00〜15:59
事例の区分
事例の区分疑義照会や処方医への情報提供に関する事例
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢60歳代
患者の性別女性
来局状況1平素から利用
来局状況2当薬局のみ利用
医療関係者に関する情報
発見者職種薬剤師(鑑査者)
発見者職種職種経験年数5年
事例の内容に関する項目
疑義照会や処方医への情報提供行った
発見場面調製〜交付
事例の内容アレルギー・患者の体質
結果薬剤変更(他成分への変更)
仮に変更前の処方通りに服用した場合の患者への影響患者に健康被害が生じたと推測される
判断した理由薬局で管理している情報(薬剤服用歴)
患者の現疾患、副作用歴等
患者・家族から聴取した情報
疑義照会や処方医への情報提供の手段電話
処方された医薬品

厚労省コード6132005M1059
販売名ケフラールカプセル250mg
製造販売業者名共和薬品
変更になった医薬品

厚労省コード6131001M2017
販売名アモキシシリンカプセル250mg「トーワ」
製造販売業者名東和薬品
発生要因患者とのコミュニケーション不足・齟齬
カルテ記載の不備
事例の詳細
フロモックスの副作用歴がある患者様に、同じセフェム系であるケフラールが処方された。疑義照会後、他の系統のアモキシシリンへ変更になった。
推定される要因
・医師のカルテ記載不足。
・患者とのコミュニケーション不足。
薬局での取り組み
・副作用症状やアレルギー歴は都度確認し、薬歴に記載。
・薬を服用中止した際には深く聞き取り、薬歴に記載。