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公益財団法人日本医療機能評価機構
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業

事例番号100000361873報告年月2023/02
発生日時
発生曜日水曜日
発生時間帯16:00〜17:59
事例の区分
事例の区分疑義照会や処方医への情報提供に関する事例
患者に関する情報
患者の数1人
患者の年齢80歳代
患者の性別女性
来局状況1平素から利用
来局状況2複数の薬局を利用(当薬局が主)
医療関係者に関する情報
発見者職種薬剤師(調製者)
発見者職種職種経験年数21年
事例の内容に関する項目
疑義照会や処方医への情報提供行った
発見場面処方監査
事例の内容同効薬の重複
結果薬剤変更(他成分への変更)
仮に変更前の処方通りに服用した場合の患者への影響患者に健康被害が生じたと推測される
判断した理由当該処方箋のみで判断
疑義照会や処方医への情報提供の手段電話
処方された医薬品

厚労省コード2229101F1060
販売名フスコデ配合錠
製造販売業者名マイランEPD
変更になった医薬品

厚労省コード2242001F1012
販売名コデインリン酸塩錠5mg「シオエ」
製造販売業者名シオエ
発生要因知識不足
事例の詳細
風邪のため臨時薬としてフスコデ配合錠が処方されたが、定期薬にdクロルフェニラミンがあり、成分が重複するため疑義照会した。フスコデ配合錠からコデインリン酸塩錠に処方変更となった。
推定される要因
定期薬と臨時薬の内容の確認不足と思われる
薬局での取り組み
臨時薬が処方された場合にも、定期薬との相互作用や重複がないかよく確認する。配合錠の構成成分を把握しておく。